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洗濯防水パンの取替え工事800*640

今回洗濯防水パンの取替えを行わせていただきました。

引っ越しの際、割れてしまった防水パンを取替え希望との事で、現場が尼崎市と近い事も有り事前調査へお伺いさせていただきました。

施工前

割れた穴から配管が見えていましたので、現場調査はトラップも分解せず終了^^

通常の横引きトラップと配管スペースの有無が確認出来れば取替えは終わったも同然です(`・ω・´)

お馴染みのうんちくを語らせていただくと、「トラップ」とは文字通り「罠」の事です。

洗濯防水パン左下に見える丸い排水口(正確には中の構造)がトラップで、基本的に横引き、縦引きの2種類が有ります。

何故罠かというと、トラップの構造は

↑の様になっており、下水管からの臭気や、虫の侵入を防ぐ構造になっているからですね。

ネズミ返しをイメージして頂ければ解り易いと思いますが、ここに溜まった水(封水)によって臭いや虫は上に上がってこれないという、素晴らしい構造です。

これらは排水の殆ど全ての器具に取り付けられてあります。

この封水が切れる(蒸発などで隙間が出来る)と、異臭の原因や小蠅等の発生の原因になります。

トイレや洗面所などの異臭の原因の殆どはこのトラップの封水切れです。

対策としては、定期的にコップ一杯位の水を流す事。

これだけでトラップが壊れていなければ解決ですね^^

で、本題ですが、洗濯防水パンの交換は当店でも非常に多い工事内容の一つです。

防水パン取替えの際は基本的にトラップも一緒に取り換えになります。

さて、床に開口を開け、排水管を一旦撤去(炙り取り)します。

今回は排水フレキホースが直接差さって居た為、通常のVP管(肉厚)よりも更に数mm厚い配管を炙り取りました。

火災報知器を意識しながら、一瞬で炙り取るのがコツです。

配管新設

ここは慎重にトラップ位置を正確に取れるよう配管します。

パン据置き、トラップ取付

専用工具を使ってしっかり締め付け

パンの固定

インパクトドライバーを使用する際は壁に傷がつかない様にタオルなどで養生しながらゆっくり打ち込みます。

排水接続口

トラップに接着する際は最適な分量の接着剤を塗り、軽く立てかけてトラップ内に接着剤が行かない様にするのが大切です。

私も若いころトラップを組んだまま接着し、ワンとトラップ本体がくっついてしまった事が有りました^^;

完成!

今回はパン周囲のコーキングは不要との事でしたが、埃や水気の侵入を防ぐ為、防カビのシリコンを打たせていただく工事も行っております。(材工共2.500円)

またのご利用心よりお待ち申し上げます^^

https://www.yutakasetubikougyo.com/

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