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川西市 I様邸 和式トイレ→洋式トイレ介護改修工事(初日)

今回川西市のお客様より和式トイレの改修工事を承りました。

今では珍しいハイタンク式の配水管を手摺りがわりに使用していたとの事で、便器と配水管を結ぶスパッドから水が噴き出し、バケツで洗浄されている状況でした。

通常修繕の場合はスパッドの交換になりますが、古くなったスパッドは金属部を切断しなければほぼ取り外しは不可能です。また、古くなった陶器は脆くなっている為、少しの衝撃で割れてしまう恐れもあります。

慎重な作業を要する割に、その他部位の修理も今後出てくる事。洗浄水量の多さ、節水面、使い勝手を踏まえ、洋式トイレへのご提案をさせて頂く事になりました。

コーナー手洗い器

コーナー手洗い器

床段差

床段差

ご提案図面資料作成

間取りが約80cm×80cmで有る事、壁が土壁で有る事を考慮し、腰タイル補強の上、TOTO コンパクトリモデル便器 コーナータイプ CS510BM 手洗い付きをご提案させて頂きました。

御見積金額235,000円(税込)

大まかな内容は

本体、普通便座、手摺、紙巻器、タオルリング、配管工事、大工工事、便器の仮設置、養生、木材、壁化粧パネル、見切り、木巾木、バリアフリー、CF貼り、腰上壁塗装、本設置、清掃、交通費、廃材処分費、工事保証3年

となります。

工事は2日間。事前に近隣への挨拶文を配り、騒音、駐車、搬入のご理解を賜りました。

いざ着工(

養生

扉前に作業スペースを作り粉塵等がお部屋に行かない様にしました。

また、廊下や壁、冷蔵庫、食器棚等も1時間掛けてしっかり養生^^

解体

タイルの下は殆ど砂だった為撤去作業は容易でした。

給水管が塩ビで有る事を祈りつつ掘り進めていきます^^;

古い家屋の場合鉛の管が使用されていることが稀にあります。事前調査ではメイン管とタンク接続パイプが鉛管でした。この場合は変換アダプターを使って塩ビに変えるのですが、いかんせん鉛管は柔らかい上に真円でない為、また今回の様に床下に埋め込んでしまうようなケースでは塩ビの配管と比べ物にならない緊張を伴います^^;

配管工事

掘り進めたところ、出てきたのはHIVP(ハイインパクトビニルパイプ)でした。

こうなればこっちのもんです^^

テキパキと配管を移設し、大工さんも壁下地終了。

強度を増す為12mmのコンパネにお施主様のご了承を得て変更しました。

床下地

レーザーレベルを使い手際よく進める大工さん。

CF貼り、アジャスターの設置

便器の仮設置

写真ぶれてしまいました。

初日はこれで終了です。

時間の都合と、タンクの破損等考慮し、御見積の段階で仮設置は便器と便座までとさせて頂いていました。

(一晩だけバケツで流水して頂く形になります。)どうしてもご希望の場合はタンクの仮設置も行います。

2日目は壁パネル工事、本設置、仕上げ作業になります。

こちらは次回記事でアップいたします。(^^)/

https://www.yutakasetubikougyo.com/

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